「人生・生活」における「働く」ことの意味は何か・・VETミッション・・・No.58・・2026年9月9日発信
- 川廷 宗之(Motoyuki Kawatei)

- 6 時間前
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ほとんどの人は、その内容は色々とあるが、働いている。しかし、何故、働いているのだろうか。現実問題として、働かないと食べていけないから働くというのが、最も一般的な答えなのだろう。一人の人間としては、自分の稼ぎで衣食住をはじめとする自分の生活を成り立たせていくのが基本であるから、働かざるを得ない。
しかし、「稼ぎ(収入)」が必要なのはその通りであるが、そもそも、働きたいのだろうか。働くのを楽しんでいるのだろうか。稼がなくてはいけないので、やむを得ず働いているのだろうか。生活費を稼ぐためだけに働くのだろうか。
多くの人は、自分の「職業」をどうやって選んでいくのだろうか。「稼ぎ」を優先してより賃金の高い仕事に就こうとする人もいるだろう。しかし、稼ぎの良い仕事はそれなりの力量を必要とするので、自分の力量ではこの仕事しか就けないと、低賃金で働く人もいるだろう。
一方、「働く」のは稼ぐだけではなく、何らかの社会貢献や、自分自身の遣り甲斐を優先するという人もいる。中には、生まれ育った周りの環境条件などに左右され、選択の余地がない場合もあり得る。ワークライフバランスを考えて、如何に「働かないか」と考える人もいるだろう。

勿論、現代社会では産業構造が急激に変化しているので、この職業選択は人生の中で数回繰り返される様になっている。従って、「稼ぎ」も問題だが、遣り甲斐や社会貢献等を含め自分に合う仕事をどう見つけるかは、大切な課題になっている。
「仕事」が人生に持つ意味を考えれば、この「どう働くか」という課題にどう取り組んでいくかは重要な課題である。その意味で、取り組み方全体を学ばせるキャリア・ガイダンスや、個々の職業の内容を学ぶ職業教育を含む、広い意味での「職業教育」は極めて重要な教育内容である。言うまでもなく、その「職業教育」は、個々の人々が自分の人生を創っていくことと繋がっていて、しかも、言葉で説明できるだけではなく、実際に実行出来る内容として学習できなければならない。
日本の教育システムは、科目ごとの知識詰込み型が多く、科目ごとにバラバラな知識として覚えさせれる場合が多いのだが、それでは、現実の問題に直面した時に問題解決が難しい。人生や職業に関しては、課題解決の連続なのだから、それでは職業教育としての学習目的を達成できない。
このような日本における「職業教育」の問題点に関する研究と開発は、当面どう対応するかということも含めて、どうあるべきかというモデルの開発を急ぐ必要がある。
(泣いた赤鬼・川廷 宗之・記)
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