「人間」同志の「愛(憎)」だから「楽しい」・・・・・No.21・・12月24日発信
- 川廷宗之
- 2025年12月25日
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人間同士の関係と、人間とロボットの関係の区別がつきにくい人は、相手が自分の思うようにならなければ、極端な場合は殺してしまったりする。物理的に命を奪わないまでも、(意図的なハラスメントで)相手を潰してしまうことをいとわない人も増えている。最高権力者がこういう人だと、どういう社会が出現するかを私たちは目の前で見させられている。このまま進めば、その世界は、ジョージ・オーエルの小説「1984年」や、ジャック・アタリの「21世紀の歴史」で描かれた世界をはるかに上回る、人間の生命や人生を「金でやり取りしたり」「暴力で押しつぶしてしまったり」が当たり前となるような、厳しい世界となりそうである。
人類は、人間をお互いに人間として尊重することが、結局は個々の人々の楽しい生活(幸福)を実現し、人類の発展に有効なのだという法則を発見し創り出してきた。(筈である。)しかし、今、ラジオやテレビの出現以降、人間同士の関係はどんどんオンライン上の関係に移行し、今や、そのオンラインの相手は生身の人間なのかロボットなのか解らなくなってきている。結果、人間は生身の人間同士の関係をどの様に構築したらよいのか分からなくなってきて、一人一人が孤立してしまう傾向を強めている。孤立は、一時的に「楽」ではあっても、やはり本当に「楽しい」とは言えないだろう。
人間が本当に「楽しく」生きていくために、「愛」が前提だとすれば、私たちはまず、どうすれば生身の人間同士の共同行動体験の中で、様々な楽しみを発見し味わっていくかを、改めて学ばなければならないのであろう。この学びは、体験しないと掴めない学びであるという点も含め、今後の学習支援の大きな課題になるだろう。
本日は12月24日、かつては家族や親密な人とどう過ごすかが、話題だった。しかし最近は、お一人様のクリスマスイブの過ごし方もしっかり話題になっている。「お一人様」自体はその人の生き方だし、色々な事情でお一人様になってしまっている人も少なくないのだから、それはそれではある。しかし、やはり、家族や親密な人とのクリスマスイブの方が面白いし楽しいのではなかろうか。
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