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人生の「楽しさ」&「生きがい」にこだわる。・VETミッションNo.16・  2025年11月19日発信

 その学習支援に触れる前に再度、学ぶことの「楽しさ」についてこだわっておきたい。

 知識の習得が「楽しい」場合もあるが、それは本人が望んでいる内容と一致するからである。((例えば)鉄道システムに興味を持ったら、鉄道に関する知識習得はどんどん進むだろう。)何故なら「楽しい」からである。

(教員にとっては、学生が目を輝かせて自分の話を聴いてくれる時、学生の成長を実感できる時が、一番「楽しい」。学生も教員に喜ばれると「楽しい」場合も多い。)

 人生や生活を「楽しめる」コツを身に付けられるかどうかは、やはり家庭環境や学校環境にあり、教員や家族の影響は非常大きいと言わざるを得ない。

 もちろん「楽しい」のは「遊び」や仕事だけではない。家族との団欒もあるし、ペットと戯れるのもあるし、スポーツに参加したり見たりもあるし、絵や書を描(書)いたり、また、一見、無駄に見える活動(私の感覚では掃除など)も、客観的に眺めてみるとそこに色々な面白さ「楽しさ」があったりする。(一定の朝ごはんを作るのに何分かかるか、毎日計測して、新記録達成に自分で勝手にほくそ笑むなどと言うのもあるだろう。)

 一方で、「生きがい」を求めるのもあるが、其れもやはり「楽しく」ないと適切な生きがいにはなりにくい。

 このように考えてくると、人生をより楽しむには「仕事」だけではなく、様々な複数の楽しめる分野やそれに関連する人脈があると素晴らしいのだろう。

 しかし、そんな余裕はないよと、人生「楽しくない」人も近年増えている様である。その不満のはけ口とした(?)、他者を傷つけたり、殺したりする事件が後を絶たない。確かに余裕はないのかもしれないが、ものは考えようというのもある。この辺への取り組み方も、アンガーマネジメントなどと言う前に、今後の学習支援の大きな課題(何かに向かって夢中で前向きに生きていれば、多少の嫌がらせは気に成らない)なのかもしれない。

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ご意見送付先・kawateikaikyo@yahoo.co.jp      (泣いた赤鬼・川廷 宗之・記)


 
 
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