他者を「全身で」「演じる」のは楽しい。・・・No.25・・1月21日発信
- 川廷 宗之(Motoyuki Kawatei)

- 1月21日
- 読了時間: 2分
ロールプレイグ(以下、「ロープレ」と記述)の「楽しい」ところは、自分以外の他者に成りきって、その他者の内面を含めて身体的に表現(動作)できる=演じられることである。
他者に成りきるには、「喜び」とか「悲しさ」とかの感情や思いを「理解」しなければならない。ロープレでは、その「理解」した内容を、身体を使って「表現」して=「演じて」いくことになる。この「表現」の質=どれだけ他者(相手)に伝わるかは、「理解」の深さと、表情を含め手足や身体全部を使っての「表現する」「演じる」力量で決まる。
そのためには、演じる人物の感情や思いの「内面」に関して、丁寧に考えてみる必要がある。この「内面」は多くの場合、周りの状況に対する反応として蓄積されているとすれば、演じる人物が今、どういう状況に直面しているか、また、それまで、どのような状況に当面してきたか(成育歴)なども考えると「理解」を深め、「演じる」幅をひろげられるだろう。
このような準備を経て、実際にロープレを行ってみて、想定通りの表現ができれば、演者としてはとても「楽しい」。特に、相手(観ている人)が、演じる内容に入ってきて(共感して)くれれば、こんなに充実感を味わえる「楽しい」ことはない。
この「演じる」「楽しさ」は、一度、それを味わってしまうと他に代えがたい魅力があるのだが、しかし、もっと「楽しい」のは「自分」を表現することであろう。「あの王様、裸だ!」と言うような、何気ない日常の表現も「楽しい」が、出来ればこれを言いたいという自分なりの表現が出来ればこれほど「楽しい」ことはない。単なる言葉だけで、生身の人間として全身からの発信ではないことが多い昨今のSNSでの発信では、この「楽しさ」は理解しがたいだろう。その意味でも、本当の「楽しさ」を味わうという意味でも、生身の人間として「表現する」「演じる」活動としてのロ-プレは、とても役立つ方法である。
次回からこの実践例を考えてみよう。
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ご意見送付先・kawateikaikyo@yahoo.co.jp (泣いた赤鬼・川廷 宗之・記)
